
2026.6.25
NE、“在庫を持たずに、つくって売る”を支える。CVC第2号として無在庫プリントオンデマンドのOpenFactoryに出資
ネクストエンジン連携済みのPOD「Printio」を通じ、6,700社が自社商品を在庫リスクなく展開できる環境へ。
NE株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長CEO:比護則良、以下「NE」)は、この度、既存事業の競争力強化と将来的なコマース市場の価値創出を目的としたコーポレート・ベンチャーキャピタル(以下「CVC」)事業において、第2号案件となる株式会社OpenFactory(本社:東京都港区、代表取締役堀江賢司、以下「OpenFactory」)への投資を実行したことをお知らせいたします。
OpenFactoryについて
OpenFactoryは、従来の印刷・製造業が抱えていた構造的な課題(大量生産・大量廃棄)に対するサステナブルなソリューションとして、プリントオンデマンド(POD)プラットフォーム「Printio」を展開するスタートアップ企業です。
従来の印刷・アパレル業界は、単価を抑えるために大量生産し、売れ残りを大量廃棄するビジネスモデルが主流でした。同社のオンデマンド生産システムは「注文が入ってから1つずつ作る」ため、製造・流通プロセスにおける資源の無駄や廃棄(デッドストック)を抑えることができます。
また、高額な初期費用(版代など)や在庫リスクをなくすことで、個人クリエイターや中小企業、スタートアップでもリスクなく自社ブランドのグッズや製品を販売できるようになるなど、誰もが表現者・メーカーになれる環境を提供しています。
プリントオンデマンド市場は、2030年にはグローバルで4兆7,280億円※まで拡大するとの予測も示されており、同社の属する市場は成長性を有すると考えられます。そのような中で直近の同社の売上高成長率は年率45.2%を見込むなど、今後の展開が楽しみなスタートアップです。
※出典:Grand View Research, Inc., USA. “Print-on-Demand Market Analysis and Segment Forecast to 2030”
本件投資の概要
本件は、NE株式会社による第三者割当増資の引き受けであり、当社のCVC事業における第2号案件となります。
・投資実行日:2026年6月24日
・投資金額:B種優先株式 / 引受総額20,000千円
・引受ラウンド:シリーズA
OpenFactoryへの投資理由
OpenFactoryは社会的な意義を有すると同時に、同社の運営するPrintioは、既にネクストエンジンとシステム連携を行っており、ネクストエンジンユーザーに対するサービス提供も可能となるなど、当社プラットフォームの付加価値向上に資するパートナーに位置づけられます。
当社CVC事業の投資目的「NEを起点とした共創エコシステムの拡張、パートナーとの協働による新しい価値創出、既存事業・新規事業の加速、およびバリューチェーンの強化」に合致することと、今後の共創に期待して投資を決定いたしました。
本投資は、NEが掲げるVision「Commerce OS for the Agent Era」の実現に向けた取り組みの一つです。EC事業者が在庫リスクを負わずに自社商品を生み出し、販売する。その「つくって売る」までを支える環境を整えることは、EC運営の裏側を支えるコマース基盤の拡張にあたります。NEは、ネクストエンジンを起点とした共創エコシステムを通じて、EC事業者の価値創出を支えてまいります。
OpenFactory堀江代表のコメント
このたびの資本業務提携を大変嬉しく思います。オリジナルグッズの無在庫販売を支援するオンデマンドプリントサービス「Printio」とネクストエンジンの連携により、全国のEC事業者の皆さまへ、在庫を持たずにオリジナル商品を販売できる新たな仕組みを提供してまいります。
楽天市場やAmazon、自社ECなど複数チャネルとの連携を通じて、ものづくりと販売のハードルを下げ、より多くの事業者が新しい商品やサービスに挑戦できる環境を実現し、日本のEC市場のさらなる発展に貢献していきます。
CVC事業開始の背景と目的
今日のEC市場は、技術進化や消費者ニーズの多様化により、急速に変化しています。
NEはこれまで、数多くのパートナー企業の皆さまと良好な関係を築きながら、6,700社以上の事業者に利用され、年間1兆円超のEC流通を支える基盤SaaSとして成長してまいりました。
こうした市場環境の変化の中で、NEが掲げる企業文化「コマースに熱狂を。Love Commerce.」を実現していくためには、自社の枠を超え、外部の革新的な技術やビジネスモデルとの共創が不可欠であると判断しました。
NEのCVCは、外部パートナーとの協働を通じてコマース領域に新しい価値をつくりだし、既存事業の進化や新たな事業機会の創出、そしてバリューチェーン全体の連携強化を目的とする取り組みです。
CVC投資の基本方針と概要
NEのCVC投資は、共創を通じて事業の進化と価値創出を推進する企業への戦略的投資を基本方針とします。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 投資形態 | 自己資本による直接投資(将来的にはファンド組成を検討) |
| 投資目的 | NEを起点とした共創エコシステムの拡張、パートナーとの協働による新しい価値創出、既存事業・新規事業の加速、およびバリューチェーンの強化 |
| 投資対象 | NEと協働・共創できるユーザー企業、周辺サービス・技術企業、取引先・事業パートナー、エコシステムを共に創り上げる意思を持つ企業・チーム |
| 投資領域 |
・熱狂を生み、価値の連鎖をもたらす事業領域 ・データ・プロダクト・オペレーションと掛け合わせて価値拡張できる領域 ・共創エコシステムの発展につながるあらゆる領域(国内・海外/モノ・サービス問わず) |
| 年間投資目安 | 年間5件程度 |
特に、ネクストエンジンを利用するユーザー企業への成長支援を通じて、新たな価値創出と事業拡大をともに目指します。
また、周辺サービス企業との連携を深めることで、NEが担うバリューチェーンをより強固なものへと進化させてまいります。
CVC投資に関するお問い合わせ・詳細
詳細はこちら:http://ventures.ne-inc.jp
電話:03-4540-6512(平日9:30~18:30)
NE株式会社について
「コマースに熱狂を。Love Commerce.」を企業文化に掲げ、EC事業者の成長を支えるSaaS・支援事業を展開しています。EC支援・SaaS事業、コンサルティング事業、コマーステック事業の3領域で事業を推進し、AIエージェント時代のコマースインフラとしての地位確立を目指します。
| 名称 | NE株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役社長CEO 比護 則良 |
| 所在地 | 〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目2-3 EPIC TOWER SHIN YOKOHAMA 16階 |
| 設立 | 2022年5月2日 |
| 上場市場 | 東京証券取引所グロース市場(証券コード:441A) |
| 資本金 | 275,956千円(2026年4月30日現在) |
| 事業内容 | EC支援・SaaS事業、コンサルティング事業、コマーステック事業 |
| 企業サイト | https://ne-inc.jp |
本記事に関する問い合わせ
担当:NE株式会社 CVC担当
電話:03-4540-6512
e-mail:cvc@ne-inc.jp

