保育士からカスタマーサクセスへ。共感と言葉でつなぐ、顧客との伴走

保育士からカスタマーサクセスへ。共感と言葉でつなぐ、顧客との伴走

2025/05/23

この記事の執筆者:まっすー

この記事の執筆者:まっすー

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岡部 陽一(おかべ よういち)さん

  • 2018年7月に中途入社
  • ネクストエンジン事業部 カスタマーサクセスマネジメント部にて、カスタマーサクセス業務を担当

こんにちは!今回は「燃えている人」シリーズとして、ネクストエンジン事業部でカスタマーサクセス(以下、CS)を担う岡部陽一(おかべよういち)さんにインタビューを行いました。
保育士からキャリアをスタートし、今ではNEのCSを牽引する岡部さん。そこには「人の役に立ちたい」という一貫した想いと、社内外をつなぐ取り組みの数々がありました。

── 「保育士になりたい」夢からはじまった

まっすー: 岡部さんは、もともと保育士をされていたと伺いました!

おかべ: 小学6年生のときに保育士になりたいという夢が芽生えたんです。子どもが好きだったので、自然とその道に進みました。

まっすー: そうだったのですね。そこから、どういった経緯でEC業界に?

おかべ: 保育士を支援する仕事を目指していたのですが、なかなか上手くいかず…。その中で、自分の「パソコンが好き」という武器を活かしたいと考え、EC分野に特化したコンサルティング会社に転職しました。そこでネクストエンジンの設定代行をしていたんです。

── 「僕を連れて行ってくれ」と飛び込んだNE

まっすー: NEとの出会いについても教えてください。

おかべ: 前職(前述のECコンサル会社)でHameeの方々とご一緒する機会がありました。皆さんの人柄に触れるうち、「こんな人たちと一緒に働きたい」という気持ちが日増しに強くなっていきました。そんな折、ネクストエンジン事業が分社化し、新会社が設立されると伺い、迷わず「僕を連れて行ってくれ!」と手を挙げました。

── CSの本質は「ECの相談相手」

まっすー: そのような経緯があったのですね。CSとして活躍されていますが、現在に至るまでどのような流れがあったのですか?

おかべ: 入社当初は、ネクストエンジンのカスタマーサポート業務に従事していました。その後、より充実したサポート体制を構築するため、一部業務を外部パートナーに委託。これにより、私たちの部署は、お客様のビジネス成長をより深く支援する「カスタマーサクセス」へと役割を進化させていきました。

まっすー: 現在はどんなお仕事をされているんですか?

おかべ: ネクストエンジンの導入から初期設定、運用の定着まで、長期的にお客様に伴走することが私たちの役割です。日々、お客様と直接お話ししながら運用に関するご相談に乗ったり、課題解決の支援を行ったりしています。
最近では、お客様から伺ったお話をもとに、その課題が生まれた背景や、そこにある感情にも目を向け、より一層お客様の目線に立って考えるよう心がけています。

まっすー: 印象的な取り組みがあれば教えてください!

おかべ: お客様からのご要望や共有いただいた情報をもとに、より説得力のある開発アイデアを生み出せるようになりました。以前は、ご要望を伺ってもその背景や重要度をうまく汲み取れず、もどかしさを感じることもありました。
しかし今では、お客様の目線に立って物事を捉えられるようになり、EC事業者様の業務はもちろん、その裏にある想いや感情についても理解が深まってきたと実感しています。

── お客様の運用を支えるために

まっすー: お客様の目線に立つということは、システムや顧客対応の改善のためにとても重要ですね。岡部さんの取り組みが社内に与えた影響は大きいと思います!CSをさらに進化させるために、これからどのような活動をしていきたいですか?

おかべ: ネクストエンジンの初期設定のハードルを下げ、ネクストエンジンの価値をより早く実感してもらえるようにしたいです。また、ネクストエンジンを十分に使っていても、まだまだ使いこなせていないというお声を耳にすることも多いので、CSとしてもお客様の設定フォローだけでなく、セミナー開催などプロアクティブな時間も増やし、皆様がネクストエンジンの機能をフル活用していただけるようにしていきたいです。

── 「振り返り」が自分を変えた

まっすー: CSの今後の取り組みが楽しみですね!ここからは、岡部さんのパーソナルな部分を掘り下げていければと思います。岡部さん自身がほかの人を熱狂の渦に巻き込んだ、もしくは巻き込まれたと感じるのはどんな時ですか?

おかべ: 自分では「熱狂している」「誰かを巻き込んでいる」という自覚はないんですが…ただ、ここ最近、アイデアがたくさん生まれる、能動的に活動できている、人によく褒められる、なんか知らないけどたくさん話しかけられるといった変化があるのは確かです。

まっすー: そうだったんですね!以前、PDCAを回すのが好きだという熱田さん(事業横断部:記事リンク)の言葉で岡部さんが変わったとお聞きしました。その影響もあったのでしょうか。

おかべ: そうですね。以前はPDCAを回すことに対して、うまくいかなかった点ばかりに目が向いてしまい、「課題が次々出てきて、終わりが見えないもの」というネガティブなイメージを持っていて、正直苦手意識がありました。
でも、熱田さんの『PDCAを回すことで成長できる』という言葉を聞いて、その見方が大きく変わったんです。
そこから振り返りの習慣ができて、日々の業務を見直す中で新たなアイデアが浮かび、仕事に対して能動的に取り組めるようになりました。
最近、積極的に行動できているのも、この振り返りのおかげかなと思っています。

── モチベーションの源泉は「誰かの笑顔」

まっすー: 振り返りの習慣が岡部さんを変えたのですね!岡部さんのモチベーションは、何から来ているんですか?

おかべ: 僕の場合、内発的動機付けによるものが大きいと思います。正直、お金を沢山もらいたい、地位や名誉がほしいという考えはないですね。「ありがとう」と言われたい、人に喜んでもらいたい、お客様と仲良くなりたい…それが自分の原動力です。

── 「保育士時代の経験が今につながっている」

まっすー: プライベートはどのように過ごしていますか?

おかべ: ゲームする、アニメみる、ギターひく(たまにやりたくなる)、パン作る、子どもと遊ぶ、キャンプに行く、飲みにいく、誰かの家に遊びに行く、運動する、とかですかね。何もしていない時間が嫌いなので、何もしないことがない状態をなくすようにしています。

まっすー: 多趣味なんですね!仕事以外に取り組んだことが仕事につながった、役に立ったことはありますか?

おかべ: 意外と保育士の仕事が今の仕事の役に立っているんです。子どもが理解できる言葉(=共通言語)に置き換えて話す習慣が、今のお客様対応にも生きていると思います。マニュアルに出てくるような難しい単語は使わず、イメージしやすい言葉に置き換えて伝えるよう心がけています。

まっすー: 分かりやすい言葉で説明することは、関係を築くうえでとても重要なことですよね!最後に、新卒へのメッセージをお願いします!

おかべ: 無知を武器にガンガン飛び込んでください!そして、色々な人と話してください。先輩や上司のマネをすることで得られることもあります。そして、自分の感情やその日の出来事を振り返る習慣をつけてください!

まっすー: 岡部さん、ありがとうございました!
「誰かのために」という想いを軸に、事業部の壁を越えて活躍する姿に、私たちもエネルギーをもらいました。私も振り返りを習慣化してみます!今後のご活躍も楽しみにしています!

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