長期インターン体験記Vol.2~「紙芝居」で終わらせない。データと向き合いながら見えた、仕事の本質~
2025年12月11日
こんにちは!NEのデータ事業推進部(DSO)でインターンとして働いている、東京都市大学 デザインデータ学科 3年生の工藤 真舟(くどう ましゅう、写真右から3人目)です!
大学では統計学や、ユーザー体験を考慮したデザインなどを学んでいます。
── インターンを始めたきっかけ
漠然とインターンに興味があり、実際のビッグデータを扱う経験をしてみたいという思いはあったのですが、大学やアルバイトの忙しさを言い訳に、なかなか一歩が踏み出せずにいました。
そんな時、久しぶりに中学の同級生と再会。彼はアメリカの通信大学に通いながら、なんとエストニアで仕事を始めていたんです。その行動力に衝撃を受けて、インターンを探し始めました。
自宅と大学の近くで、データ分析をできる会社は何社かあったのですが、NEのコーポレートサイトに掲載されていたネクストエンジンやロカルコのサービス内容を見て、「ここで働いてみたい!」と直感的に思い、応募しました。
── インターンで取り組んだこと
僕が担当したことは、
– 2023年のネクストエンジン料金改定によるユーザー動向の変化
– 2024年の能登半島地震によるECサイトへの影響とその回復
といったテーマの分析です。実際のデータをもとに、「主観や思い込みにとらわれず、事実を見抜く」ことを大切にしながら、レポートにまとめて発表しました。
── 学んだこと
インターンを通して学んだことは、「管理し続けることの大切さ」です。時間の使い方、連絡の取り方、発表資料の質、質問の整理など…すべてを効率よく把握・管理していくことが、成果につながると実感しました。今では、仕事に入る前に必ずタスクや連絡を整理してから動くようになり、習慣化できています。
そしてもう一つ、特に印象に残っていることはこの言葉です。「アクションにつながらなければ、そのデータ分析は単なる紙芝居で終わったということ」。ただ数字やグラフを並べるだけでは意味がなく、そこからどんな仮説を立て、どんな行動を起こすべきかを示すことが重要だと実感しました。そのために考察を深め、積極的に相談する姿勢を意識するようになりました。
── NEで働く魅力
社内はとてもあたたかく、部署の垣根を越えて挨拶や声かけが絶えません。一人ひとりが自分の役割に誇りと情熱を持って働いていて、その姿に刺激をもらう毎日です。また、インターン生も社員と同じオフィスエリアや業務環境を利用することができます。
── データアナリストの印象
正直に言うと、インターンに参加するまでは「データアナリストって、一人で黙々と分析する仕事」というイメージがありました。でも実際は全く違いました。疑問点を部内で共有して一緒に解決したり、分析結果からどんなアクションが必要かを皆で考えたり…。成果を通じて、チーム全体が一緒に成長している感覚がありました。
── NEに興味がある方へ
インターンに参加する前、僕は「会社って堅くて、厳しい場所なのかな」と思っていました。でもNEに入って、そのイメージはガラッと変わりました。あたたかい雰囲気の中で、深い学びと実践経験が得られる環境がNEにはあります。「成長したい」「挑戦してみたい」という気持ちが少しでもあれば、ぜひ一歩を踏み出してみてほしいです。