「好き」な解析が「最高」の成果に繋がる!ECコンサルタントのやりがいと挑戦

「好き」な解析が「最高」の成果に繋がる!ECコンサルタントのやりがいと挑戦

2024/07/19

この記事の執筆者:うっちー

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西 彩香(にし はるか)さん

  • 2021年4月に当時のHameeコンサルティング株式会社(以降、Hameeコンサルティング。後にNE株式会社に統合する会社)に中途入社。
  • コンサルティング事業部にて、クライアント企業の売上向上のための解析や施策の提案、施策を円滑に進めるためのプロジェクトマネージャーを担当。

こんにちは、西さん!今日はお時間をいただきありがとうございます。早速ですが、西さんのお仕事について教えていただけますか?

西: こんにちは、こちらこそありがとうございます!私はコンサルティング事業部のコンサルタントとして、クライアント企業の売上向上を目指し、解析や施策の提案、そしてその施策を円滑に進めるためのまとめ役をしています。また、メンバーのスキル向上や事業部全体のサービス提供品質の向上にも取り組むQCMTという役割も担当しています。


なるほど。QCMT……というのはコンサルティングの用語ですか?

社内用語です。(笑)「Quality and Capability Management Team」の略称なのですが、具体的な取り組みとしては、コンサルタントとして身につけるべきスキルの土台を固められるよう、新入社員のオンボードから支援しています。
持続的に成長していく組織、持続的に成長していくチームになっていくために、まずは個人単位の持続的成長ができるようになろう!という目的でスタートしました。

お仕事内容についてももう少し詳細にお聞きしたいのですが、「解析」とはどのようなことをしているのですか?

西: はい、解析には主に初期解析と月次解析があります。
初期解析では、お問い合わせいただいた企業のEC店舗の状態を網羅的に分析し、課題の中からまず伸びしろが大きいものを特定し、その中でインパクトがあり、且つ解決できる確率が一定ある課題を抽出し、その課題を解消するための中長期的な戦略とアクション計画を明確にします。

月次解析では、初期解析で行ったような網羅的な分析に加えて、実施したあるいは進行中の施策結果を解析しています。基本的には計画に沿ってPDCAを回すのですが、OODAモデルで戦術(場合によっては戦略)を変更していくこともあります。


おお、すごく難しそうなことをやっているんですね......。

西:あ、少し堅く伝えてしまいました!
具体例でお伝えすると……ECではアクセス数や売上件数、客単価、CVR(転換率)など、重要指標と呼んでいる項目がいろいろあるのですが、それらが組み合わさって売上になります。
シンプルに考えればこれらの項目のどれかを伸ばせば売上は向上するのですが、どの項目を伸ばすかは、(時間軸と市場状態変化の予測を加味して)どこに最も伸びしろとインパクトがあるかという基準で考え、具体的な施策を提案します。

たとえば、CVR(転換率)が伸びていないことで売上が向上しないのなら、CVR(転換率)に影響するページの構成や訴求内容、流入経路など、さまざまな要素から分析をして課題を見つけていきます。
そして、その中で解決すべき課題は「伸びしろがあり、且つインパクトと確率」の観点で特定していきます。

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やっぱり難しそうです……。西さんはもともと、数字などが得意だったんですか?

西:いえいえ。今でこそ解析することが好きと言えますが、入社してすぐの頃はコンサルティングをするための基礎が身についていない状態だったので、そこからクライアントを持てるようになるまではとても大変でした。

そうなんですね!お話が前後してしまいましたが、入社のきっかけを教えてください。

西:元々趣味でInstagramで美容系の情報発信をしていて、何時にどんな内容をどんな表現で投稿すればもっと見てもらえるかとか、どうしたらフォロワーが増えるかなどを考えるうちにマーケティングというものに興味を持ったんです。
Instagram経由でお仕事をいただくこともあり、よりマーケティングのスキルを高めていきたいと思いが芽生えたことがきっかけで、Hameeコンサルティングに入社したという経緯があります。

趣味がきっかけで、お仕事に繋げていったんですね。その後、NEに統合したことで、お仕事の幅も広がったのではないでしょうか。

西:はい、私はネクストエンジンユーザーへの受注処理などのバックエンド領域のコンサルティングも担っているのですが、恐らく他のECコンサルティング会社よりもシステムの知識も求められるので、そこは少し大変です。そもそも、ネクストエンジンに関する知識のインプットができている状態になるまでも大変でしたね。(笑)
ただありがたいことに、ネクストエンジンをすでに知っている企業さんがコンサルティングのご相談をしてくださるケースも多いので、今はネクストエンジンの知識はコンサルティング事業部でとても必要とされている部分だと思います。

大変ながらも、働く中で、熱狂ややりがいを感じる瞬間はありますか?

西:私は解析をすることが好きなので、 初期解析で自分が納得ができるものがご提示でき、そしてそれがご契約に繋がって、お客様から「担当は西さんがいい」と言われる時が最高に嬉しくて、熱狂ややりがいを感じられます。

例えば、お問い合わせいただいたお客様に初期解析を行い、「NEだとこのようなクオリティーのご提案ができます」といったことをお伝えした上でご契約の判断をいただくのですが、契約を検討いただいているお客様に対してどんな提案ができるのかを考えることが楽しいです。
また、メンバーの成長を実感できる瞬間もやりがいを感じますね。あ、成長と言えば、自分自身の成長も一番感じられています。

おお。西さん自身の成長に繋がったエピソードも教えていただけますか?

西: 契約獲得をするための解析力強化の必要性や、メンバーを束ねる立場としても、自分のクオリティーに対して敏感になってきているので、自分の成長こそ一番の課題だと感じているんです。なので今は、外部のセミナーや勉強会に積極的に参加してインプットし、みんなの成長に繋がることを部内に発信し、アウトプットすることで自分の力としていっています。
インプットだけで終わらせず、どのように感じたかなどをアウトプットすることで本当の意味で身に着くものだと考えています。

素敵なサイクルですね。西さんはNEのどんなところが好きですか?

西: NEの魅力は、自分がやりたいことを自由にやらせてくれるところですね。意見を出せば何でも任せてもらえる環境があり、それを受け入れてくれるカルチャーが好きです。例えば、大手クライアントのフロント担当をやりたいと申し出た時に、その挑戦をポジティブに捉えていただき、強力にバックアップしてくれたことがありました。

挑戦できる環境に魅力を感じているんですね。今後、NEで実現したいことは何ですか?

西: 1つ目は、マーケティングのスキルをもっと深めていきたいです。コンサルティングを行う中で、その必要性を強く感じていて、中期的には、商品開発などの上流のマーケティングに携わり、ヒット商品を自分の提案で量産したりしてみたいです!
2つ目は、まだ立ち上がったばかりのQCMTの取り組みをより強化して、メンバーのスキルや質の向上にも貢献したいです。

西さん、ありがとうございました!リレー方式で次のインタビュー相手を決めたいのですが、西さんが次に話を聞いてみたい相手は誰ですか?

ふるさと納税の支援事業をしている、ロカルコ事業部の相原さんのお話を聞いてみたいです。以前私も自治体さんとお仕事をした経験があるのですが、普段のコンサルティングとはまた違うんだなと感じた部分があり、具体的なお仕事内容に興味があります!

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